校長室の掲示
校長室に,現在
あわてず
あせらず
あきらめず
という掲示がされています。これは受検の際の心得として昔から言われてきたことです。
- 試験開始では,まずは慌てず受験番号の記入から。
受験番号を書き忘れているとその試験は0点とよくいわれますが,実際にはそのようなことはなく,答案用紙の回収の際に受験番号順に回収され,そのときに受験番号が書かれていないものはチェックされるそうです。
しかし,あとになって「あれ? 受験番号は書いたかな?」と不安になり,その後の試験に響くことがないよう,試験官の「はじめ」の合図があったら,まず最初に受験番号を記入し,そして大きく深呼吸でもして心を落ち着かせてから試験に取り組む余裕を持ちましょう。 - 試験問題全体に目を通し,得意な問題から。
苦手な問題や難解な問題で時間を取られすぎると,確実に答えられる問題であっても時間が足りずに答えられなかった,ということにつながります。最初に軽く試験問題全体に目を通し,だいたいの時間配分を考えて問題に答えることが大切です。そうすることで,試験終了間際に焦らずにすみます。また,時間が限られているからといって,急いで雑な文字で回答するのではなく,できるだけ丁寧な文字で,解答用紙という作品を仕上げて欲しいです。 - 時間いっぱい最後まで。
分からずに途中飛ばした問題も,あとからじっくり考えると分かることがあります。また,一度記入した解答も,もっとよい答え方はないか,試験官の「やめ」の合図があるまで何度も見直すことが大切です。時間いっぱい,最後の最後まであきらめず,力を出し切って欲しいです。
3年生は,5校時に公立高校受検の事前指導が行われます。明日から2日間は宮崎県の,明後日からの2日間は鹿児島県の公立高等学校入学者選抜学力検査が,それぞれの志望校で行われます。自分の夢実現に向け,これまで取り組んできたことを出し切ってほしいと思います。
コメント